【コロナ以後の「家づくり」はどう変化するか?】設計事務所の住宅デザイン
2020/5/22
木造新築住宅の地鎮祭の様子
今回のコロナウィルスの騒動で、私の周りでも、長い期間、テレワークや在宅勤務、自宅待機をされている方も多かったですが、みなさんにお話をお聞きすると、とりわけ『働き方』や『家で過ごす時間』、『家族との関係性』を改めて見つめ直すいい機会になったとおっしゃる方が多いように思います。コロナウィルスの問題が収束した後に、この社会がどんな風に変化するのか、いろいろな見識者や専門家が予測をされていますが、やはり、『働き方』や『住環境』についての変化を予測される意見が多いように思います。
①テレワーク、在宅勤務の増加と、そのための住宅内でのワークスペースの確保
②他人との過度な接触をさけるための隣接地域、地方への移住
③家の中でアクティブ楽しめるように、リビングやキッチン、スポーツルーム、土間や庭やアウトドア空間(デッキテラスや露天風呂など)の居住性の向上
④家族の時間の重要性。それぞれにストレスなく、穏やかに過ごすための間取りの工夫
⑤音やにおいを気にせず、プライバシーを確保できる一戸建ての復権
⑤移動手段、荷物の運搬、プライベートスペースとしてのクルマの復権
『住環境』については、上記の①〜⑤の項目の重要度がすべてでないにせよ、以前に比べて増してくるはずですので、当然、世の中の『家づくり』も、少し変化していくかもしれません。それでは、コロナ以前と以後で、独楽蔵の『家づくり』も変化するのか?・・・と考えてみましたが、何も変わることはありませんでした。以前のままです。それは、上記の①〜⑤の項目について、30年以上前から、すでに実践していることだからです。
昨日、入間市で雨の中、新築住宅の地鎮祭がありました。この家の設計はコロナ以前に完成したモノですが、コロナの騒動があった後でも、充分に対応できる設計になっていると思います。今年の年末に完成予定ですが、その頃には今回の騒動も収まっているといいなぁ・・・と思いつつ、普段通りに『家づくり』を続けていきたいと思います。
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