ビンテージランプ「The Lampe Gras」の復刻版
2019/6/17
1921年フランスのデザイナー、ベルナール・アルバン・グラがオフィス用、産業用のランプをデザインしました。そのシリーズが、「The Lampe Gras」。
そのランプは、ジョルジュ・ブラックやソニア・ドローネのスタジオでも使用されましたが、特にル・コルビュジエにはとても重宝されて、彼自身のオフィスやプロジェクトなどで使われました。
ランプに溶接やビスが一切使われていないのが特徴で、全体の軽やかなフォルムは、とてもフランス的なプロダクトの雰囲気を感じます。
長い間、ビンテージのランプのみの流通でしたが、数年前にフランスのメーカーDCWが復刻の権利を獲得して、復刻版のプロダクトを販売しています。
最近、日本の輸入代理店も取り扱いを開始したらしく新しいカタログにはいろいろなタイプのGRASが掲載されていました。ビンテージではなかなか手に入らなかったシリーズもあるのでとってもいいですね・・・。
左の青い本が新しい照明カタログで、右の黒い表紙が、従来の「The Lampe Gras」の本です。




