【古民家の昔ながらの雰囲気を残しながら断熱改修】古民家のリノベーションの現場です
2022/8/21
日高市の古民家改修プロジェクト
日高市の高麗川に建つ築100年の住宅のリノベーション工事です。住宅の1階部分の一部をLDKと主寝室に改造していくプロジェクトです。
古民家の雰囲気を残しながら天井の断熱改修
1階部分の天井は、一般的な古民家に見られる梁と根太(ねだ:床をはるための下地)、2階の荒床(あらゆか)がアラワシになった状態です。古い碍子(ガイシ)もいい雰囲気ですが、お客さんと相談して今回は取り外します。見た目の雰囲気はいいのですが、断熱性能は全くない状態ですので、天井部分も断熱材を入れて改修していきます。
古民家の天井の断熱改修の様子
天井に断熱材を入れるにしても、元々の古民家の雰囲気は残して直したいので、大工さんには手間をかけますが、根太と根太の間にスタイロフォーム(ポリスチレンフォーム保温板)をハメ込んで、梁と根太はアラワシになるような収まりで仕上げます。照明のための配線も断熱材の中に収めます。
スタイロフォームで天井の断熱改修
根太と根太の間の寸法は、場所によって微妙に違いますので、一箇所づつ寸法を測りながら、厚み6mmのシナ合板で天井を仕上げていきます。
断熱材を入れ終えた天井。無塗装のシナ合板状態です。これから塗装をして仕上げていきます。
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関連ブログ:日高市高麗川で築100年古民家のリノベーション工事が始まりました。
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