日本家屋リノベーションの現場(所沢)屋根を抜いて階段の位置を変える
2021/8/8
所沢市の築35年入母屋屋根(いりもや:上部が切妻屋根のように二方へ傾斜、下部は寄棟のように四方に傾斜するもの)の日本家屋、リノベーションの現場です。
元々は室内平面を南北に分ける中央の廊下に沿って階段が配置されていましたが、そのままでは階段によって暮らしの導線が限定されてしまうため、北側に移動して造り替えることに。階段部分の天井高を確保するために、一部、既存の北側瓦屋根を解体して、新しく屋根を付け替えます。
今週末に、台風が接近する可能性があったため、急いで屋根&外壁の下地を造作、雨漏りがしないように瓦屋さんにも、前倒しで作業をお願いしました。
大きな住宅のため、室内の中央部分まで採光が届かない弱点がありましたが、計画通りに階段ホール部分と、新規のハイサイドライトの開口部で補うことができそうです。


2階ホールから屋根に穴を開けた状態を見る

新たな階段部分のBOXが現れました

室内からみると、開口を開けた効果でずいぶん明るくなりました
日本家屋のリフォーム

既存の瓦を一部剥がした状態

2階ホール部分(元々はこの部分に階段がありました)
