築35年戸建て木造住宅のリノベーション:床のフローリング選定(所沢市)
2021/8/24
工事が進んでリビングの雰囲気がわかってきました
所沢の民家のリノベーションの現場です。元々、和室(客間)の続き間と幅1200mmの広縁スペースだった部分を新しいリビングに改造しています。
元々広縁部分だった場所もリビングに。勾配天井や丸桁はそのまま「あらわし」に
床と天井の下地が出来上がって部屋らしくなってきました。広縁部分で存在感があった一本モノの丸桁(まるげた)と美しい化粧垂木の勾配天井は、残してアラワシにする計画です。今日の打ち合わせは1階部分の裏方や2階部分の床フローリングの選定です。リビングと玄関部分は、すでにオーク材の無垢フローリングを選定しましたが、2階部分はメンテナンスやコストを考慮して、パネル状のフローリングを選ぶことになっていました。
小さいオーク材のサンプル(左)と2階のフローリング
パネルといっても、表面は本物の突き板(薄い板)なので、高級感があります。「見た目は遜色ないですが、踏んでみるとリビングのオーク材とは硬さや厚みの違いを感じますよ。」とアドバイスをして実際に感触を確かめてもらいました。外部は広縁部分の下屋根に薪ストーブ用の穴が開きました。
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WORKS:古の記憶を残しながら、新たな物語を紡ぐ〜築35年の日本家屋をリノベーション〜
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