『無垢材(杉板)とアルミ』デザインの考え方【日高市の新築木造の家づくり】
2020/4/9
杉板に負けない素材感を出すために・・・
杉板を下のほうから、重ねながら張っていく工法『杉板南京下見張り』の外壁とその壁を四角に切り取るアルミサッシ。杉板には『木材保護塗料』が塗られていますが、浸透タイプの塗装なので、木目や節などの木材の風合いは残ったままです。そこに<使用しているアルミサッシは、アルミ色。
南京下見張り(杉板)の外壁とアルミサッシ
アルミサッシには、黒、白、ダークブラウン、アルミ色、ステン(チタン)色など、様々な色のバリエーションがあります。窓廻りの素材や色合いで計画によって、いろいろな色のアルミサッシを使い分けます。しかし、その他の建築材料を選択する際も同様ですが、基本的には、その材料の素材そのものの色を選ぶようにしています。ですから、アルミサッシでいえば、多く使用するのは、アルミ色、ステン(チタン)色のモノ。
フェイクの色が入ると、杉板のホンモノの素材感に負けてしまうことがありますし、使われているその他の、すべての素材が偽物のように見えてしまう危険性もあるからです。
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