【床に座る部屋と椅子に腰掛ける部屋】設計事務所の家づくり

【床に座る部屋と椅子に腰掛ける部屋】設計事務所の家づくり

「床に座る部屋=和室(畳の間)」と「椅子に腰掛ける部屋(洋室)」とでは、座った場合に視線の高さが40~50cm程度違ってきます。視線の高さが違うので、当然、庭の風景や周りの見え方も変わってきます。和室のような床使いの空間は、その視線に合わせて部屋の重心も低めに設定したほうが、落ち着く空間になるように思います。

和室の場合、襖や障子といった開口部も、高さが1760mmや1800mmが基本ですので、現代のドアやサッシ、部屋の高さなどに比べて、かなり低め・・・。ですから雪見障子の桟もデザインして、開閉の部分の桟は密度を高くして重心を下げるように工夫しています。

雪見障子とは、障子の下の部分にガラスがはめ込まれていて、障子を閉めていても室内から外の風景を楽しめるようになっている障子のことです。その名の通り、部屋からでも外の雪景色が見られることから名付けられた呼び方です。

この雪見障子自体も、開閉部分は、障子全体の真ん中から、若干下げてつくって(700~800mm)、重心を下げる印象に一役買っています。

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