埼玉県入間市の古民家リノベーション/リフォームは建築設計事務所/独楽蔵へ

【床仕上げの安全性とデザインの共存】設計事務所のリノベーション

昔の間取りを残しながらの民家の改修。玄関土間の床は、石張りで、材料は御影石です。石は耐久性もありますし、掃除もしやすいので、とても重宝な材料ですが、一つだけ難点が・・・。雨や雪でスベりやすくて危険なことです。

しかし、これ自体は、表面の仕上げで解決出来る問題です。ジェットバーナーで、石の表面に凹凸をつけた「ジェットバーナー仕上げ」は、石の表面が、ざらざらで、スベりにくい床をつくることができます。でも、それだけで仕上げてしまうと、せっかく石を床に張ったのに、見た目の石の良さが半減して、豪華さがなくなってしまいます。(せっかく高い材料なのに・・)

そこで、そこに表面がツルツルの「本磨き仕上げ」の御影石をスベらない程度の細いスリットで、ストライプ状に配置しました。意匠と安全性の鬩ぎ合いのデザインです。(ジェットバーナー仕上げにすると、多少、汚れが落ちにくくなる側面もあります。なかなか、難しいところです。)

建築設計事務所 独楽蔵(こまぐら)では、新築の木造住宅はもちろん、オフィスや古民家、中古住宅のリフォーム、リノベーション、現況調査や耐震補強などのご相談もお受けしています。今、お住まいの住宅で、気になっている部分、ご不明な点や疑問点などあれば、電話やメールなどでお気軽にご相談下さい。

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