【アンティークの足踏み式のミシン台の天板を作り替える】狭山市の木造新築住宅の現場
2021/11/23

狭山市の新築木造住宅の現場です。大工さんの作業が終了して、現場も工事完了まで約1ヶ月となりました。お客さんとの打ち合わせで決めることもずいぶん少なくなってきました。今日は建築以外の家具や照明、カーテンや外部の話などを中心に・・・。
打ち合わせの際に、お客さんからコーヒーを差し入れてもらいました。暖かい飲み物がありがたく感じられる季節になってきました。折角なので、汚れ防止の養生をした状態ですが、取り付けが完成したダイニングテーブルで打ち合わせをしながら頂きました。段々、家が出来上がった後の風景が見えてきます。以前からお客さんに「足踏み式のミシン台を飾り棚として再利用したいので、ミシンの機械を取り外して、天板を交換したい」と頼まれていました。

ケヤキの古材
天板にはどんな樹種の板がいいだろうかと考えましたが、新しくキッチリしたモノではなく、何か古材のようなモノがいいのではないかと。前回の打ち合わせの時に、現場監督さんに「ちょうどよさそうな一枚板が、倉庫に眠っていれば、持ってきてくれないか」とお願いしていました。

正目が細かく美しい杉板
持ってきていただいたのは、ケヤキの板と杉板の2枚の一枚板した。どちらも丁度よさそうです。ケヤキは硬くて重厚感もあり天板にピッタリですが、この杉板は、ちょっと柔らかいけど細かい正目がキレイでとても魅力的です。お客さんに選んでもらって、杉板を選定しました。これから、建具屋さんに片側の耳の部分は残して仕上げ直して、取り付けてもらいます。

完成したダイニングテーブル(1650mm×800mm)

見切りはタモ材を使用