【以前の家にあった古くて大きな板戸を再利用】設計事務所の家づくり(入間市)
2020/10/12
リビングから和室方向をみる
以前の家の玄関ホールと12畳の和室を隔てていた4枚引き違いの板戸。一枚の大きさが1150mm×1760mmの大きな一枚板の引き戸です。こんなに大きな一枚板なのに板の部分の厚みは8mm程度。とても薄くて軽い建具です。こんなに薄いのに狂いや歪み、大きな割れもありません。最近ではあまり見かけない大きな一枚板なので、新しい家でも再利用することに・・・。
両側に引き分けた状態
4枚すべてを使いたかったのですが、あまりにも大きいので状態のいいモノを2枚、両引き分け戸としてリビングと和室の境に使うことにしました。建具の幅は、充分広いのですが、高さは昔の寸法なので、1760mmでちょっと低いんです。現代の住居に利用するためには最低でも高さが1800mm欲しいので、上下の框を付け足して、高さを調整。
最後に塗装で色合わせを行いました。取付をしてみると、やはりこの建具の存在感がとても強いので、バランス的に2枚でよかったのではないかと感じました。
この建具の関連ブログ:【入間市の家づくり】古い幅広の板戸をリペアして再利用 2020/09/05 はこちら
小上がり収まり
リペアして高さ調整:上框
リペアして高さ調整:下框
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