【日高市高麗川の築100年古民家リノベーション】玄関土間部分の工事
2022/10/1
大きな玄関土間
日高市高麗川の築100年の古民家リノベーションの現場です。18畳ほどある広い土間空間は、そのままの間取りや古材の素材感を生かしつつ、きれいに化粧直しをしていく予定です。
新しく土間に取り付ける造り付けの框(かまち)
玄関土間から座敷に上がる框部分には、横一列に大きな引き出しがついています。高さは500mm、古民家では一般的な高さですが、現代の住宅で使用するにはかなりの段差なので、それを軽減するために中間の高さの新しい框をつくりつける予定です。
玄関土間の天井
天井は既存の梁や根太、荒板をクリーニングして、照明をLEDに入れ替えます。
リノベーション前の土壁の様子
土壁で、色むらのあった壁は、漆喰で白く塗り直していきます。現在は漆喰の下塗りの状態なので全体がライトグレーの色調になってますが、空間がずいぶん明るい雰囲気になりました。下塗りが乾いて、上塗りをかけると白い壁に仕上がります。
引き違いのアルミサッシも木製建具に入れ替えて、自然素材の空間に。
50mm程度の段差があった玄関土間は、段差を斫り(はつり)取って、フラットにしました。これから墨入りのモルタルで、ダークグレーに仕上げる予定なので、モルタルがくいつきやすいように表面を目荒らししています。
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