【塗装によって違うフローリングの表情】新築木造住宅
2019/2/24
(左)自然オイル塗装仕上げ (右)クリアコート塗装仕上げ
自然オイル塗装仕上げとクリアコート塗装仕上げとの違い
写真の床材はオーク材のフローリング(複合材)。複合材とは、表面に薄い(2~3mm)無垢材に合板の基材を張り合わせたモノで、薄い単板ですが、表面が本物の材料であることに変わりはありません。左右のサンプルとも同じオーク材なのですが、表面の塗装が違います。上からちょっと見ただけではわかりませんが、実際に触ってみたり、光に当ててみると違いがよくわかります。右がクリアコート塗装仕上げ、左が自然オイル塗装仕上げのモノ・・・。
上から見ると同じに見えますが・・・
メンテナンスが簡単な材料 or 素材感
クリアコート塗装は、表面を塗装でコーティングしてありますので、汚れやキズに強く、手入れが楽チンなのが特徴です。対して、オイル成分を木に浸透させる塗装方法の自然オイル。木材本来の素材感がそのまま残るのが最大の特徴ですが、反面、汚れやすく、メンテナンスも必要になってくるという側面もあります。これを特徴ととらえるか、欠点ととらえるかで印象もずいぶん変わってきます。
自然オイル塗装仕上げのオーク材
ちなみに、写真の床は、自然オイルのタイプ。どちらの塗装タイプにも長所短所がありますので、お客さんには、ぜんぶ説明した上で選んでもらっています。個人的には、自然オイル塗装仕上げのほうが好きなんですが・・・。
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