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【埼玉県西部の山間の古民家リノベーションの現場】繊維壁を漆喰の壁に

埼玉県西部の山間の古民家リノベーションの現場です。室内は大工さんの造作工事がだいたい終了して、現在、内部の仕上げ工事です。

住宅の原型にもどす

玄関の神棚及び収納部分です。玄関部分の壁は元々、繊維壁でした。繊維壁は、パルプや紙繊維、化学繊維などを糊で混ぜ、水で練ったものを塗った壁です。1950年代から高度経済成長時代に、住宅の内装として急速に普及した材料です。最初に住宅を建てた時代にはなかった材料ですので、以前のリフォームの際に施工されたモノだと考えられます。

その繊維壁を剥がして、新しく漆喰の壁に塗り直します。漆喰は2回の工程に分けて塗っていきます。上の写真は柱の右側が漆喰の上塗りが終了した状態で、左側は中塗りの状態です。色や仕上げの違いがわかるでしょうか?

タイル屋さんが玄関床部分のタイルを施工されています。

関連ブログ:【埼玉県西部の山間の古民家リノベーションの現場】木工事終了
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関連ブログ:埼玉県西部の山間で、古民家再生工事が始まりました。
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