「生誕100年 特撮美術監督 井上泰幸展」&建築家・吉阪隆正展
「生誕100年 特撮美術監督 井上泰幸展」&建築家・吉阪隆正展
週末はオタク街道まっしぐらの次男のリクエストで、東京都現代美術館へ。お目当ては「生誕100年 特撮美術監督 井上泰幸展」。円谷英二のもと、「ゴジラ」(1954)から特撮美術スタッフの一員としてそのキャリアをスタートしまし、以降、デザイナー/特撮美術監督として、数多くの映画・TVを手がけ、映像文化を支えた稀有な作り手だそうです。
【魅力のある街には、いい図書館がある(と思う)】まちとしょテラソ(小布施町立図書館)
【魅力のある街には、いい図書館がある(と思う)】まちとしょテラソ(小布施町立図書館)
近くまで行ったので、小布施町の町立図書館:まちとしょテラソにちょっと寄り道しました。完成から約12年経過した鉄骨造平家建ての図書館です。設計は古谷誠章さん+NASCA。
「庵野秀明展」&「妹島和世+西沢立衛/SANAA展」(六本木)
中学生になってどんどんオタク化していく息子の強い希望で「庵野秀明展」を見に、国立新美術館に・・・。庵野展は、息子の付き添いの気持ちで出かけましたが、庵野さんが幼少期、影響を受けたアニメや特撮などの展示もかなりあって、彼の頭の中をぶちまけたおもちゃ箱の様な展覧会で、かなり楽しめました。
阿佐ヶ谷スパイダース「老いと建築」を見てきました。
阿佐ヶ谷スパイダースの「老いと建築」を見に吉祥寺に・・・。舞台を見るのも電車に乗るのもずいぶん久しぶりで、10代の頃、初めて東京に行ったときのように、足元が浮いているようなちょっとふわふわした不思議な感覚でした。
「生き心地の良い町 この自殺率の低さには理由がある」(岡壇著)を読んでコミュニティについて考える
「生き心地の良い町 この自殺率の低さには理由がある」(岡壇著)を読んでコミュニティについて考える
建築雑誌「新建築」の書評で、建築家の西沢大良さんが選書されていた本「生き心地の良い町 この自殺率の低さには理由がある」(岡壇著)を読んでみました。徳島県海辺町は、周辺の町村とよく似通った豊かな自然と温暖な気候で、夏にはサーファーと帰省者で町の人口が一時的に増加します。かつては農業や漁業、林業などの第一次産業がさかんでしたが、昭和の高度成長期の後に徐々に衰退した、日本のどこにでもあるような田舎町の典型のような町です。それなのになぜかこの町だけが、突出して自殺発生率が低い。その理由を町に関わりながら探していく内容の本です。
ジャックタチ「ぼくの叔父さん(1958)」の家(アパート)
Twitterで、ジャックタチの映画がAmazonプライムに追加されたことを知ったので、「ぼくの叔父さんの休暇(1953)」、「ぼくの叔父さん(1958)」、「プレイタイム(1967)」を続けてみました。それぞれ100円。映画を見たことがなかったので、ずっと見たいと思っていました。ここ数年はDVDのコンプリートBOXを買おうかどうか迷っていましたが、300円で見られるなんて、いい時代になりました。
【電線のある風景】電線絵画展(練馬区立美術館)
昨日は西東京市まで出てきたので、少し遠回りして中村橋まで・・・。車でしたし、久しぶりに美術館に行きたいと思っていたので、練馬区立美術館で、「電線絵画展」を見てきました。
「子どもの季節」安野光雅さんの絵本を見て「家づくり」を考える
「子どもの季節」安野光雅さんの絵本を見て「家づくり」を考える
安野光雅さんといえば、「旅の絵本」や「ふしぎなえ」、「あいうえおの本」に「ABCの本」など、いろいろな絵本が頭に浮かんできますが、この「子どもの季節」もそのうちのひとつです。この本の大半は、住宅販売会社の広報誌に連載した表紙の作品だそうです。純粋な絵本ではないので、安野さんご本人は、この本自体、あまりいいとは思っていないそうですが…。私は好きな本の一つです。
毛呂山の『新しき村』の「アトリエ長杉荘」に行ってきました
FBで、毛呂山の『新しき村』の「アトリエ長杉荘」が今週末、開放されていると紹介されていました。その写真に2人並んだ女の子の絵が写っていて、とても気になったので、午後遅くに行ってきました。『新しき村』は、武者小路実篤が提唱した「人間らしく生きる」「自己を生かす」社会の実現を目指して、1918年(大正7年)に宮崎県に誕生した共同体。1939年(昭和14年)、埼玉県毛呂山町に新たな土地を得て、「東の村」として再出発することなったそうです。
『ヤオコー川越美術館』に出かけました。
今日は遠出はしたくないけど、朝からなんだか美術館に行きたい気分。ということで、近場の『ヤオコー川越美術館』に出かけました。川越の市街地はたくさんの人通りですが、こちらはとても空いてます。三栖右嗣(みすゆうじ)さんの作品や、伊東豊雄さんの空間もゆっくりと堪能できました。
『柳田国男と今和次郎 災害に向き合う民俗学』畑中章宏
『柳田国男と今和次郎』というこの本も、サブタイトルに『災害に向き合う民俗学』とあることに気づいて、改めて読み直してみました。この本で書いてある「災害」とは、主に地震や飢饉なので、今回のコロナのような『疫病』についての直接的な内容はありませんでした。
『樹木とその葉』若山牧水 (牧水を通してみる山河の風景)を読みました。
『樹木とその葉』若山牧水 (牧水を通してみる山河の風景)を読みました。
若山牧水が静岡県沼津市に転居していた大正10年から13年の間に綴った随筆です。本の冒頭の一首「山にあらず海にあらずただ谷の石のあひをゆく水かわが文章は」にあらわれているように、日常や、山河をめぐるたびの様子が、自由自在に書かれたエッセイです。愛する草履を履いて行く徒歩の旅。